
多くの大学生と出会う中で「人の役にたちたい」「社会の役にたちたい」と思っている学生の多さを感じます。「社会起業家」をめざす学生が増えているのもその表れでしょう。一方で、その気持ちをどのように活かしたらいいのか、どんなアクションをすればよいのか、迷っている学生さんも多いと感じます。
その「誰かの役にたちたい」という気持ちを社会に活かすために、大学時代に身に付けておきたい力、スキルとはいったいどのようなものでしょうか?大学の四年間を有意義な学びの場とし、社会に貢献できる人となるために必要なものを知り、身につける機会がSIFEにはあります。
SIFEの活動は、自ら課題を見つけそれをどう解決していくかをデザインするところから始まります。
課題は、大学の授業で習うアフリカの飢餓の問題かもしれませんし、日々の生活を通して感じる介護の問題や、知り合いとの関係の中にあるかもしれません。SIFEでは、特にプロジェクトのテーマを限定しません。みなさんの中にある問題意識や、社会に対する疑問や違和感からプロジェクトは出発します。
課題を見つけたら、チームメンバーと一緒に、その解決に向けて解決方法を考えて実際に活動します。SIFEでは「実際に活動する」ことに価値をおいています。
行動を起こすと、うまくいくことも、いかないこともあります。
予定通りにいかず、あるいは自分の信じていることがうまく人に伝えられずに、歯がゆい思いをしたり、焦ったり、時には投げ出したいと思うこともあるかもしれません。しかし、そこであきらめてはいけません。
「何が成功の要因なのか?」「失敗したのはなぜか?」を問いながら、目標に近づくためにプランや行動を変えていきます。企画の詰めが甘かったのか、スケジュールに無理があったのか、誰かの協力を仰ぐのに上手くお願いできなかったのか・・・。色々な原因が考えられます。トライ&エラーを繰り返しながら、プロジェクトを実行する、そのプロセスこそが、学生時代に身につけたいスキルを「学ぶ場」そのものなのです。
SIFEはグローバルな団体です。世界中の大学生が、同じ価値観(SIFEのクライテリア)を持って活動をしています。国を超えて、プロジェクトを一緒に行うケースも見られます。また、年に一度、活動の発表の場として各国の代表があつまる「ワールドカップ」があります。40を超える国の人と、一度に会える貴重な機会です。
SIFEの活動が世界に繋がっていることで、世界にはどのような問題があり、学生がどのように取り組んでいるのか、日本は海外からどのように見られているのか、などを実感し、グローバルな視点を得ることができます。
SIFEを通してみなさんは、もう一つ、大事なものを得ることができます。
それは、自分たちが望む未来を創っていくことができるという確信です。
私たちの未来を持続可能で発展的な-サステイナブルな-社会にするのはみなさんです。
SIFEの活動の中で、目標を定めてそれに向かって行動することで、頭で考えるだけとは違う社会が見えてきます。おそらく自分が望む以上に、思い描いた社会に近い未来であるはずです。
それは考えることなしに行動しても、考えるだけで行動しないでいても得られるものではありません。まずは実際に活動することで、その楽しさを感じてみてください。
「人材」の事を「人財」と現すことがあります。サステイナブルな社会を創るために大切なのは人、つまりあなた自身が「財」なのです。
SIFEを通じて得た経験は、社会に出てから必ず役立つものです。会社員になっても、自分で事業を起こしても、研究者になっても、どんな将来を選ぶとしても、「誰かの役にたつ」視点を持って活動することで、サステイナブルな社会を実現できる、つまり「求められる人財」となれるのです。
SIFEに参加することで大学時代を、自らの成長にとってより有意義なものにしませんか?